クライマックスに沸いた頭で書いた連日のひどい日記で飽き足らず、またミュージカルの話です。
しつこくてすいま仙。
公演を終えた六年生の中の人たちのブログを読んだらそれぞれの一生懸命が伝わってきて、なんとも言えない気持ちになったんだ..！

そんなこんなでミュージカルの余韻に浸っていたいのですが、今日から仙台に行ってきます。
届いたばかりの初演DVDは見る時間がないので、iPodに入れて移動中に見ようと思います！
しかしさっき六年生登場シーンだけ見たら、仙蔵のダンスがほとんど映っていない..！？
ショックすぎる...ここが一番好きなのに...

真面目に語っているので、気持ち悪いと思います。細かいことは気にしない！いけどん！という方はどうぞ。

まずは文次郎。
この方、メイちゃんの執事の中目黒だったんですね。気付かなかった..！
見た目のクオリティからしてものすごく高い再現率です。
ギンギンと言っていなくてもギンギンしていました。
なんだろう、本当に立ってるだけで文次郎でした。うん、文句なし。
仙蔵役の三津谷くんとはプライベートでもかなり仲が良いみたいで、仙蔵との絡みも色々と工夫されていて最高でした！もうね、六いへの愛をひしひしと感じました(笑)嬉しいことです！

次に仙蔵。
初演時は仙蔵に近づけるために5キロ減量した上、ものすごいプレッシャーの中で仙蔵の研究を重ねたという三津谷くん。
初演では演技が安定しなかったり、色々と苦労したみたいです..しかし再演では本当に安心して見ていられました。(初演でも評価はかなり高かったように思いますが)
華麗な焙烙火矢使いやくるくる回転、髪をかき上げる仕草も一つ一つが綺麗で、立ち振る舞いが完璧に仙蔵でした。
それに加えて自信たっぷりでクールな表情も見事！惚れ惚れというかゾクゾクしました。
クールな仙蔵を完璧に演じていながらも本人は涙もろいという、そのギャップもまたたまらないです。本当に心が綺麗ないい子なんだと思います。彼のブログがものすごく好き...

長次は、目立たない時も細かい動きに気を配っていて、それがもう、可愛くて可愛くて、きゅんきゅんしてました！
そんなおちゃめ長次も、色々考えに考えて演じられてたみたいで。
コミカルな長次なのに違和感がないなんて、よく考えるとすごいことですよね！確かに原作の長次とはちょっと違うところもあるのですが、決めるところは決めてくれるし、ミュージカルの長次としてとってもいい具合に完成されていると思います。本当に長次の役を気に入っているからこそここまでできてるんだなぁっていうのが、すごく伝わってきました！
縄縹使いも決まっていて、怪我の後遺症で辛かったなんて全然知りませんでした。

そして最年少の桑谷小平太！動きから表情、話し方まで、とっても上手だなと思って見てました！
彼の大胆で勢いのある動きは小平太そのもの！
側転やバック転なども見せてくれて、まさしく体育委員長にふさわしい役者さんだと思います。
キャラ紹介のシーンで身体全体を使って楽しそうに踊っている姿が大好きです。
それから卒業式で名前を呼ばれて出てくるところも！
見た目のクオリティが大変高い六年生の中では一番似てないかな？と思いましたが、全然そんなことないです。長次とも息ぴったりです。六ろ最高！！！

さて次は不運委員長・伊作。
陣内伊作は仙蔵の次によく目がいきました。美人さんなので仙蔵と並ぶと本当に眩しいです。
初演の橋本伊作がかなり好評だったようなのでプレッシャーも相当だったと思うのですが、とてもよい伊作でした＾＾
夜のシーンと飢渇丸の歌、伊作の見せ場は大好きです！
い組、ろ組に比べては組同士の絡みが少ない中で、蚊を殺す伊作に食満がタジタジになっちゃうところが大好き。
飢渇丸の壺に話しかけるところは可愛いし＾＾
使用済みのティッシュ使いも華麗で素敵でした。
ただこの方も本当に悩まれたみたいですね..！でもすごくよかったです！

最後に食満！
ミュージカルの食満は「面倒見のいい用具委員長」というよりは「負けず嫌いの男の子」だったと思うのですが、役者としての初仕事でそういう微妙な役、しかも主役で座長というのはもう、大変だったろうによくやり遂げたと思います。(なんだか偉そうですみま仙…リスペクトを込めての言葉です！)
初演の食満役はバサラの舞台で幸村をやった方だし、初仕事としては本当に重かっただろうな..。
確かに未熟だと感じることもありましたが、愛は十分に伝わってきましたし、私は近江くんの食満は好きです。
一生懸命で体当たりなところが、食満と重なるなぁと思ったり。
それに笑顔がとってもいいんです、彼！EDとか卒業式とか、もう本当に楽しそうに笑ってて、こっちまで嬉しくなっちゃうような。その中でも、ドクタケから忍術学園に戻ってくる場面の笑顔が一番好きです。
なんだろう、素人の私が言うのもアレですが、公演期間がもっと長かったら彼は化けたような気がしてなりません。
次でキャスト変わってしまうんだろうか..。私としては、近江留三郎の成長が見たいです！！

と、いうわけで、要は、みんなよかったと(笑)

EDの勇気100％で簡単に真似できる振付があるのですが、最終日はお客さんの手がきれいに揃ってて、みんなの気持ちが一つになったなってかんじで、本当に感動しました。
いい舞台だったな...
あー、DVD化が楽しみです！